キッチンスタッフの創意工夫②~ハードルはひとまとめに

昨日は幼児クラスのふたばのおともだちにピーマンの種取りをしてもらいました。

食材を触って観察しても、調理の工夫でどんなに細かくしても、ピーマンって昔も今も、苦手な子はやっぱり苦手なんですね。

今日の献立はタンドリーチキンに角切り野菜の鶏ガラスープです。(もちろん出汁は鶏ガラから煮だします。)
青梗菜と小松菜をゆでてタンドリーチキンに添え、玉ねぎ人参ジャガイモの入ったスープには、カブの葉っぱも入る予定でした。
ふとキッチンは考える。うーーん、苦手な緑野菜が「主菜」にも「スープ」にも入るのかあ、、しかも昨日のピーマンもどこかに入れたいなあ。。
そうだ!みどりのものはまとめて一緒に茹でて、緑野菜のボイルとして1品にしてしまい、タンドリーチキンに添えましょう!スープは玉ねぎ人参ジャガイモだけでもいいじゃない!

こうして4種類の緑野菜は、まとめて一緒にお湯の中。オリーブオイルを入れて色よくボイルしました。
ピーマンも存在感の薄い‘ごく薄い千切り‘にし、さらに茹でて絞るとピーマン臭も苦みもほとんど感じませんでした。
大好きなタンドリーチキンと副菜のひじきのトマト煮の汁気を吸った青菜だから、あれこれ言わずにみんな完食です。
しまった!昨日のピーマンが入っていることを、みんなに伝えるのを忘れてしまった!
いや、伝えなかったから食べたのでしょうか。