空想給食室のおやつ

みらいのたね保育園では、お昼の給食だけでなく、15時のおやつも大事な食事の一つとして考えています。

もちろん毎日一から手作りで、甘いものからご飯もの、パスタなどの麺類、野菜で作るジャムサンド、などなどスタッフとアイデアを出しあって作っています。

子育て中の調理スタッフは、週末に自宅で試作をし、「うちの子はあんまり食べませんでした、とかこんな風にしたら食べました!」などと写真付きでリポートしてくれます。

今回のお題は『ずんだ餅』。毎月献立に郷土料理を入れていて、宮城県のおやつを登場させました。普通に枝豆を茹でてつぶした黄緑色のあんこです。おはぎみたいに団子の周りにあんこをくるむと、黄緑色が強調されすぎて、食わず嫌いしそうだし、、と考えて、団子の中にくるんでみました。しかもあんこも枝豆だけでなく、さつまいもをゆでてつぶして混ぜ込んで。しかし試食してみると、あんまり甘くない!スタッフは知恵を絞り、即興でみたらしあんを作ってかけました。最初にみたらしあんの甘さにひきつけられて、みんなお口の中で甘さを混ぜ込んでしっかり完食!ほとんど残食はありませんでした。

他にも甘さを控えた手作りクッキーも、真ん中にメープルシロップをうめこんだ花形クッキー、練りごまが隠し味の五平餅など、独創的なおやつ作りにスタッフの目はいつも輝いています。