保育についての思い

寒い日が続いていますが、みらいのたね保育園の子どもたち、保育スタッフが元気に過ごしています。

今月は数名の保育スタッフが研修に参加しています。

今年度の集大成として保育について考えています。
みらいのたね保育園が大切にしている『自主・自律』を胸に、日々子どもたちと関わるなかで、どんなによく考えたカリキュラムを入れても、外部の講師に頼んでも、それを受け取る子どもたちの心の状態が安定していなければ、積み重ねられないと考えています。

みらいのたね保育園では乳児クラスから毎日の戸外活動・微細活動と午後の園長の漢字数字絵本タイム。幼児クラスは朝の絵本タイムの後は、午前中は目いっぱいの戸外活動、午後のワークタイムを取り入れていますが、土台はすべて安定したこどもたちの心の状態。その心の安定した状態を作るのは、全て大人のかかわり方です。

自己肯定感のある人になってほしい。

ふたばの年少さんクラスのおともだちは、足し算、ひらがな、国旗、漢字等々たくさんのことを遊びの中から身に着けています。

でもそれは
人より早く計算ができるようになってほしい
人より早く文字をよめるようになってほしい

という競争心理によるものではなく、人が本来持っている「学びたい」「もっと知りたい」そして「人の役に立ちたい」「人のためになりたい」というものです。
幼児クラスのU先生が「つくし組の子はいつも何か面白いものや奇麗なものを見つけると、みんなの分を探したり、教えたりするんです」と言います。
こどもたちの心を見つめ、応援し、寄り添い一緒に成長していきたいと考えています。

保育スタッフ一同、その責任とそれが故のやりがい、使命感をしっかり共有して保育にあたりたい!と、あらためて(暑苦しいく)心に誓いました。